11/1 いよいよ旅行の最終日。
新ナショナルギャラリー
設計：ミース・ファンデルローエ
竣工：1968年
Potsdamer Straße 50, 10785 Berlin
モダニズム建築の代表格。新ナショナルギャラリー。
展示室は地下に埋め、地上部は透明なホワイエのようなギャラリーがあります。
基壇を上り、スチールの無骨な屋根スラブとそれを支える柱のみがあるような構成はとても神殿建築をイメージさせます。屋根スラブと柱の取り合いを見るとそれぞれの分離するように丸い円筒の部材が間に挟んでいます。とても記号性の強いディテールです。
角に柱がない。外部に柱が放り出ている。柱の上にすぼまったディテール。
そのようなことから、内部に入ると柱の印象はなく、屋根が浮いているように見えます。
展示もヘンリームーアやドナルドジャッドなど良い作品が見れました。
最後にこの建築で締めれてとても満足でした。
フィルハーモニーを最後に外から見学。
黄金色に光を放つ踊っているような建築。
11/2 ベルリン テーゲル空港からヘルシンキを経由し日本へ。
テーゲル空港での関税がチェックイン前に必要で空港中を右往左往するはめになりましたが、
なんとかタックスフリーの申請もできました。
見慣れた大阪の風景。
長い間、旅のブログを見て頂きありがとうございました。
旅の経験を仕事にフィードバックできるように努めてまいります。
-設計工房フウカ-
奈良県生駒市を拠点に主に住宅設計を中心に活動する一級建築設計事務所。
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