大和郡山の家Ⅱです。
引き渡しも終わり、気持ち的にはほっと一息。
週明けからplantaの清野さんに植栽工事にはいってもらっています。
朝から手際よく庭に起伏を付け、庭の扉まわりに石を敷いてもらいました。
清野さんのサプライズで水鉢も運ばれました。
これには奥様も感激されていました。
庭でメダカを飼いたいのが憧れだったそう。
内部から微調整している様子です。
木々が前後に配置され緑の奥行きを感じます。
建築内部が見る位置でアイレベルが変わり、庭の奥行きも変わっていくので難しいところです。
リビングから見た庭です。
縁側も庭を受けるようにくの字でつくっています。
縁側をつくり、より庭に出たくなりましたとご主人は仰います。
見る角度によって庭の奥行きが変わっていくのが変形敷地でつくったこの計画の利点だったと思います。
リビングのレベルは長期優良住宅の維持管理のための床下有効寸法330mmを確保し設定しました。
床レベルから庭まではおおよそ400mm。
なるだけ庭との関係を親密にもてるように近づけています。
2階のフリースペースから庭を見下ろしました。
アオダモ・コハウチワカエデ・常緑ヤマボウシ・アオハダ・ジューンベリーが並びました。
アプローチから見るとこのような感じです。
LDKの様子をスクリーンを落とさずとも木々の葉が隠してくれています。
今回外壁や板塀をそれぞれ緑かった色を使ったのですが、緑が植わるとまた全体的なバランスが取れたように思います。
風致がかかっていないのにも関わらず、住民の方々の緑意識も強い住宅地です。
植えらえた木々はお隣のアオダモやカエデが植わる庭ともつながり、部屋の内部は庭と裏の森の緑で包まれました。
低木・ブランドカバーを植え、完成です。
-設計工房フウカ-
奈良県生駒市を拠点に主に住宅設計を中心に活動する建築設計事務所。
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