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Porto DAY13

 

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今日はMuseu Serralvesへ。

シザ設計のセラルベシュ現代美術館。

行き方はいくつかあるようですが、トラムでは近い駅がなくバスの利用になります。

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エントランスを入って右に折れると、大きな庇のスロープを下っていきます。

芝の緑と白いボリュームのコントラストがはっきりとしています。

緩やかに下っていくと突き当りがエントランスです。

この下はオーディトリアムや駐車場になっています。

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ホール部分です。

トップライトからの光が弧を描いたフロストガラスに拡散して光を柔らかく落としています。

奥には充実したミュージアムショップがあります。

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ホールを抜けると庭園の緑を切り取った窓がある大きなギャラリーに繋がっています。

スロープを折れながら作品にゆっくりと辿りつきます。

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少し壁の角度を折り曲げ永遠の風景を取り込んでいます。

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内部からまた建築と風景を見渡すことができる場所。

自然と人工が合う贅沢な風景だと感じました。

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シザ特有の天井の設計。トップライトからバウンドしながら光を呼び込んでいます。

天井の厚み、深さなどを変えながら重量感を操作しています。

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1階のギャラリー折れ曲がる建築が光の陰影をつくっています。

建築自体がアートに感じるような体感でした。

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アートや庭の風景がより鮮明になりながらも、空間も彫刻ようで様々なスケールを体感できる真っ白な美術館。庭園の取り込み方、見え方も白の建築を対比させることで、コントラストを強く感じます。

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ホールの階段のデザイン。

石の貼り方がいつもユニークで美しい。

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図書室、カフェテリアのホール部分の階段。

階段下のアールの開口はトイレにつながっています。

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図書室です。

これだけ照明を吊ると雨のように見えてきます。

図書室ではシザのプロジェクトの展示をしていて、住宅のプロジェクトも見ることができて良かったです。

 

夕方にはバスに乗ってカシュテロ・ブランコへ。

そこで一泊。石の村、モンサントへ向かいます。

 

設計工房フウカ-

奈良県生駒市を拠点に主に住宅設計を中心に活動する一級建築設計事務所。

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