Author: fuuca

製材確認 -西菜畑の家-

西菜畑の家です。 泉谷木材商店さんへ垂木材の確認に行ってきました。 今回、垂木は105角と普通の倍ほどの断面を持たせ、455ピッチで天井に見えてきます。 垂木のような、梁のような、構造的にも中間的に見えるような設えにしています。 内部は化粧で見えるため、背割りを入れた方が良いよね、でも鼻先は背割れを見せたくない。 そこで大工の父が途中で背割れを止め …

基礎工事① -西菜畑の家-

西菜畑の家です。 杭工事、捨てコン工事が終わり、型枠工事が始まっています。 今回も中村工務店の大工さんによる型枠工事です。 15度の角度がついたくの字型のプランも少しかたちが見えてきました。 この土地は裏手に山があり、昼過ぎには影が落ちます。 2階をLDKにし、南東側の開けた山並みを望むプランとしました。 奥には矢田丘陵の山並みも望めそうです。 来 …

天井板張り ー白庭台の家ー

白庭台の家です。 家の導入部の玄関やフリースペース部分の桧板の天井材が張り終わりました。 天井高は2.1mほど。 フリースペース部分の小上がりの部分の低い部分では1.9mほどしか高さがありませんが、 重心の低い落ちつく場所になっています。 奥では大工さんが窓枠の工事を進めています。 2階では腰壁にシナベニヤを張る工事が進んでいます。 張る前にあらか …

作庭② -壱分の家Ⅱ-

壱分の家Ⅱです。 土屋作庭所さんによる作庭が終わりました。 古石の基壇越しに生駒山を眺める庭です。 洗い出しの土間では外で食事をしたり遊んだりできるスペースとし、少し張り出した部分は敢えて基壇でレベルを上げ、余白の部分としてデザインされています。 隣地側にはジューンベリーやハクサンボクが植わりました。 基壇や塀の際にはチャノキが並んでいます。 基壇 …

鋼管杭工事 -西菜畑の家-

西菜畑の家です。 鋼管杭の工事を行いました。 配置確認、レベルの確認をし、鋼管杭の打ち込みが始まりました。 2mの深さの杭を39本を打ち込んでいきます。 鋼管杭の先端部です。 回転させ掘削しながら下へと打ち込んでいきます。 下は強固な地盤でとても固い層です。 建柱車の最大トルクでも2m以上は入りませんでした。 無事に杭工事も終わり、掘方工事に進んで …

遣り方・掘方 -西菜畑の家-

西菜畑の家です。 現場が着工しました。 先ずは遣り方から始まりです。 土地には1mほどの工程差があり、プランも15度振っているため、遣り方も複雑です。 大工さんがつくった15度の角度の定規です。 確認ポイントも無事に合っていました。 掘方も始まりした。 敷地の高い方のレベルも一部掘り込みます。 埋蔵文化財の立ち合いも無事に終えました。 この家は2階 …

断熱工事 -白庭台の家-

白庭台の家です。 セルロースファイバーの充填断熱工事が始まりした。 不織布張りの工事も下地がきれいだったこともあったそうで、早めの吹き込み開始となりました。 2階の天井の吹き込みが完了していました。 みっちりと吹き込まれてはいますが、不織布を押すと柔軟性はあり、ボードの跳ね返すこもなさそうです。 セルロースファイバーのの素材です。 新聞紙のみを利用 …

外壁工事 -白庭台の家-

白庭台の家です。 ガルバリウム鋼板の小波板張りの外壁工事が始まっています。 桧の軒天や破風が浮き出て、きりっとした印象になってきました。 2棟に分かれた屋根の形がはっきり出てきました。 ありがたいことに通りすがりの散歩の方にも声を掛けて頂きお褒めのお言葉を頂きました。 安定した丁寧な作業をして下さる板金職人の山本さん。 難しい納まりも事前に話をして …

作庭 -壱分町の家Ⅱ-

壱分の家Ⅱです。 土屋作庭所さんの作庭工事が始まっています。 通路や土間にレベルが生まれ、歩くだけでも心理的な変化を感じることができます。 通路はコンクリート平板、左手の土間は色モルタルの洗い出し仕上げになっています。 立水栓の位置を確認しました。 立水栓は浦辻さんの製作によるものです。 スチールに錆加工をしたものになります。 石組が行われていまし …

フローリング工事 -白庭台の家-

白庭台の家です。 2階は桧のフローリング工事が始まりました。 泉谷木材商店さんの桧のワイドフローリングです。 杉は寂びた感じが良いですが、桧はさっぱりと最初はきれいすぎる感じもありますが、時間とともに飴色に変化する風合いがとても好きです。 今回も大工さんが選り分けて木目が良い物、節の少ないものとそうでないものを場所ごとに使い分けながら張ってくれてい …