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ミュンヘン①

10/24  夜行列車で早朝。ミュンヘンに到着。列車が遅れたため、ブレゲンツへは明日行くことに。
予約しているホテルにチェックインして、バックパックを預け、ミュンヘン市内を観光。

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Münchner Freiheit駅
U3、U6ライン
インゴ・マウラーのデザイン写真などで見ているとブルーの発光体のようなものがあると思っていたが、
ブルーの陶器を貼った柱にLED照らしているだけ。
この「だけ」が素晴らしい。
天井の少し屈折したミラーパネルがこちら側の風景をゆらゆら映している。
海底にいて見上げているような。世界が増幅しているような印象でおもしろい。

 

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dominikuszentrum
設計:Meck Architekten
竣工:2008年
Neuherbergstraße 80 80937 Münchenの東側。
U2、Dülferstraße駅下車。南に徒歩5分。

小さな教会、幼稚園、牧師会、ケアハウスなど含まれた複合施設。
赤茶の煉瓦で統一されたボリューム。
中庭を囲むように各施設が配置されています。
ピロティの高さや窓の大きさなど公共施設としてとてもヒューマンなスケールでとても落ち着きます。
ピロティは教会の扉を全部開くと教会の空間と取り入れることもできます。
教会の内部は煉瓦に青の蛍光塗料っぽいものをあらかじめ吹き付けておいたものをおそらく貼ったのだと思う。
遠目で見るとおもしろい表情を出している。
近くで見ると少し蛍光ブルーが気に障って、心地良さを感じることができない。
刺激的と伝えた方が正しいかもしれません。

こういった適度に開けた公共空間には好感を持ちます。

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BMW Welt
設計:コープ・ヒンメルブラウ
竣工:2007年
U3、Olympiazentrum下車すぐ。

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ミュンヘンオリンピックスタジアム
設計:ギュンター・ベーニッシュ+フライ・オットー

 

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U1、U7 Westfriedhof駅
インゴ・マウラーデザインの照明。

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ピナコテーク・デア・モデルネ
Barer Straße 40

現代美術・建築・インテリアをメインとした美術館。
ここですごい人と会う。
なんと杉本博司さんとギャラリー小柳の小柳敦子さん。
明日からMuseum Brandhorstで始まる展覧会のレセプションが今日あってそのために来独しているとのこと。
気づくと歩み寄って話しかけていた。
不躾にもかかわらず、とても紳士的な対応。そしてすごいオーラ。
明日の展覧会を楽しみにしていることをお伝えして立ち去る。
後で緊張していたんだなと感じる。
今日はとても良い日。
より杉本博司さんが好きになった。

この美術館にも杉本博司さんのアーキテクチャーシリーズが何点か展示されていました。

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Funf Hofe five business passage
設計:ヘルツォーク&ド・ムロン
竣工:2007年
Theatinerstrasse 14,80333 Munich

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-設計工房フウカ-

奈良県生駒市を拠点に主に住宅設計を中心に活動する一級建築設計事務所。

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