久々の更新になってしましました。ブロクをまとめ書き中です。
清水の家は完了検査、仕上がりチェックの段階までたどり着きました。
午前中は完了検査、午後からは工務店とチェック+是正方法についての確認をしました。
外部は足場も外れ全貌が明らかになりました。
両隣りの家との並びのバランスや高さなどいろいろ気にかけていましたが、お隣との道路からの配置も屋根のラインもきれいにそろっていて「通り」としてうまくできたのではと思っています。
久々の3階建の計画でしたが、道路車線や、非常用進入口などファサードでいつも悩まされます。
今回は内部構成がかなりシンプルなので、各階に同じ幅の3つ窓を設けて、その3つの窓を大きなフレームで囲って街と家のつながりを持たせることを提案しました。
窓のランダム配置案、テラスで立体感出す案などもあったのですが、このカタチが一番つくったときにしっくりときました。
クライアントも同じ印象だったようで二つ返事でOKだった記憶があります。
この日も現場でお会いし、「模型通りにできましたね。」と言ってくださいました。
一階は大きな土間になっています。
奥に見えるのが外からみたフレームの一階部分の窓です。
壁を窓に向かって少し斜めにふかしています。
本棚に向かってパースを効かせるため、パイプシャフトになっていたりなどいろいろな機能や効果を期待して設計しています。
小さい家なのでいろいろな要素(設備や柱や梁などの構造、収納や扉)が多々ありますが、その要素をうまく壁が取り持ってくれたと思います。
壁と天井のグレー塗装も明るすぎず、ちょうど良い光のまとい方をしています。
週末はクライアントと再度仕上がりのチェックと一階のコンクリート土間のクリア塗装をします。
設計工房フウカ-
奈良県生駒市を拠点に主に住宅設計を中心に活動する一級建築設計事務所。
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