週末、北白川環境道場の発表会に行ってきました。
発表の場は三澤文子先生主宰のMSDのフクマチヤをお借りして、先生の前で発表させてもらいました。
私は基礎コースを終え、現在応用コースです。
ある京町屋の既存の外皮計算と日射取得率を計算し、断熱改修しどのように改善されたかを提案してきました。
京町屋の外観は保存しながら、足場を組まずに内部から断熱改修するという計画にしました。
土壁もなるだけ撤去せずに考えています。
結果はUA値が2.74W/㎡K→0.72W/㎡Kまで向上しました。
実際にはリフォームする際に耐震補強も必要になるため、それも含め耐震壁、断熱材の構成をするかが課題としてでました。
三澤先生にこういった耐震改修の方法もいろいろとアドバイス頂き、今後取り組みたい課題になりました。。
実践コースの方はRCの熱橋計算や防湿シートを設けない場合の結露計算などに取り組まれ発表さえていました。
RCの熱橋による熱損失も屋根と同等くらいにあり、思っていたよりも大きかったことや素材の透湿抵抗値をうまく構成できれば6地域であれば結露の心配はなさそうということが分かりました。
私は次回は鉄骨住宅の外皮計算に取り組もうと思っています。
-設計工房フウカ-
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