昨日は久しぶりに北白川設計道場に参加してきました。
前期は忙しく参加出来ず終いでした。
いっしょに勉強する仲間も増え活気がでてきました。
今回はいつもお世話になっているSTAGEの毛利さんが設計された
未生流笹岡家元の新稽古場をお借りしての勉強会でした。
改修をされたということで設計、工事のプロセスもお聞きすることができ勉強になりました。
漆喰の壁、葦の天井。ならの床。
上質で落ち着きのある心地よい空間です。
今回、私はエアコンの勉強をしようと思います。
以前からエアコンのカタログをみて〇〇畳~○○畳と表記されているのを見て、
どういう設定でこの数値が出ているのか気になっていました。
先ず分かってきたのは、現在決められている数値は1965年に決められた計算方法で出しているということです。
2009年に外皮の断熱性能や窓の大中小などで数値設定が見直されていますが、これも少し曖昧なところがあって、なかなか現在設計している家に反映していくのはどうかという話になりました。
ということで、少し難しさは上がってしまいますが、外皮性能や日射、家電や人、照明などを計算して、その部屋に必要なエアコンの能力を判断しようと思います。
数値を扱って解いていくおもしろさを得れそうです。
夏冬の厳しいとき、平均値で必要な能力も変わってきますし、比較がどうでるか興味深いところです。
先生にお聞きすると、エアコンの性能が高いのでそこそこのものを入れれば特に問題ないとのことですが、過剰なスペックを入れると発停を繰り返す(運転が付いたり消えたりを繰り返す)ので良くないとのことです。
今期はその家の外皮性能や容積、日射などを考慮してどのくらいのエアコンの能力が必要であるか勉強していきたいと思います。
9月から進んでいく、三条の2世帯住宅を題材にして進めていこうと思います。
結果をお伝えして、現場にも反映できればと思っています。
しばらくはエアコンのカタログとにらめっこになりそうです。
-設計工房フウカ-
奈良県生駒市を拠点に主に住宅設計を中心に活動する一級建築設計事務所。
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