菖蒲池の家Ⅱです。
順調に工事が進んでおります。
屋根が大屋根の立平葺きが終わりました。
外部は透湿防水シートを張り終え、大工さんは外壁の胴縁を取り付けています。
今回は一部外壁の出を変える部分があるため、胴縁の厚みを1階と2階で変えて取り付けています。
大屋根の軒天のケイ酸カルシウム板も張り終わりました。
内部は木下地、断熱工事が進んでいます。
目下取り組んでいるのが外壁の施主塗装。
奈良県産の赤身一等の杉板にプラネットカラーの塗装をしています。
色はグリニッシュグレーという緑がかったグレーの色です。
グレーながら温かみのある色合いです。
施主塗装の様子はまた書きたいと思います。
寝室の窓部分です。
室内側に付加し壁とつくっています。
今回内側に一部に二重の断熱をしていきます。
一部というのは寸法上然程影響を受けない部分は105mm室内が小さくなっても断熱付加にまわして、熱環境を良くしようという試みです。
一般的には外壁面で断熱付加を取るのが一般的だとは思いますが、断熱材が単価が高くなり、納まりも複雑になるため、内部側で取ることにしています。
階段など有効寸法が必要なところは105mmの充填断熱にしていますが、それ以外は210mmのグラスウール断熱材が入ります。
-設計工房フウカ-
奈良県生駒市を拠点に主に住宅設計を中心に活動する一級建築設計事務所。
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