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フィンランド ヘルシンキ④

10/3 今日も朝6時に起床。
ホステルの同室の数人は夜中に帰ってきている模様。
同じ部屋でも真逆の生活を行っていて、ちょっとおもしろい。

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スオメンリンナ島へ向かう。
この島はロシアやスウェーデンなどの戦争での南海岸を守るための要塞として重要拠点になっていたそうです。
世界遺産にも登録されています。
至る所に石積みの擁壁が迷路のように張り巡っています。
上陸した敵も攻めあぐねたでしょうね。

あいにくの曇り空、そして早朝過ぎて人が全くいない。
迷い人になったようで少し楽しい。

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水面に浮かぶ色づく落ち葉。

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きのこの上に木の実が。
スオメンリンナの小人の仕業か。

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砲台が海に向かって置かれています。
やっと人を発見した。

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アアルトのアトリエ
設計:アルヴァ・アアルト
竣工:1955
Tegelbacken 20 00330 Helsingfors, Finland

8月 毎日11:30
その他 火-金11:30
17€
www.alvaraalto.fi
riihitie@alvaraalto.fiのメール宛に念のため予約して行きました。
トラム4、4T Laajalahdenaukio下車、徒歩10分。

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中庭を囲うように弧を描くアトリエ部分。
中庭を切り取るような水平窓が美しい。
コンペ時にはここに机を並べ、スタッフが作業を行っていたとのことです。
中庭は少し傾斜していますが、外にプロジェクターを出してみんなで映画などを見たようです。

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アアルトはとても自然光と人工照明との見え方を大事にしていたようで、
どういうふうに見えるのか、アトリエに吹き抜けやトップライトをつくり、照明を吊るして確認したそうです。
ハイサイドから見える黄葉した木がとてもきれいです。

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東西に取られたハイサイド窓。
曇天でも本当に明るかったです。
どちらもハイサイドになっているので、自然とのつながりも強く感じます。

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玄関部分。
光がおちる階段を上ると先ほどのアトリエに辿り着く。
人が進んでいる右手の部分は渡り廊下を通って増築棟につながる。
白いレンガ地の壁と赤いタイルの床がアアルトらしい。

昼からアアルトの自邸へ。

 

-設計工房フウカ-

奈良県生駒市を拠点に主に住宅設計を中心に活動する一級建築設計事務所。

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