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ペレットストーブ見学 -南生駒の家-

ペレットストーブ

南生駒の家です。

築40年ほどの住宅の改修の計画です。

年明けから本格的に工事に取り掛かる予定です。

箕面市のハースクラフトさんにペレットストーブを住まい手といっしょに見に行きました。

今回の目当ては豊実精工株式会社のPelleStarというストーブです。

PelleStarの特徴はクラシカルなストーブのデザインだと思います。

ペレットストーブの良いところは燃料の調達のしやすさ、火の付けやすさ、燃料の自動投入、煙突費用が低コストに済むところにあると思います。

薪ストーブは薪の調達や薪割、乾燥など手間がかかります。

ペレット燃料はネットや電話など簡単に手に入れることができます。

ホームセンターやコストコなどでも見かけることも多くなりました。

着火もスイッチで付けてくれますし、燃料も自動で投入してくれますので、基本的にストーブの扉を開けることはありません。

メンテナンスや清掃を行うときに開けるそうです。

写真のように灰は下の箱に溜まり、定期的に処理するだけで良いです。

煙突については薪ストーブと違い、短いシングル煙突で良いため、煙突にかかるコストが安価に済みます。

ペレットストーブ

こちらが燃料のペレット。

兵庫県の製材関連の企業がつくっているとのことで、スギやヒノキでできているため、

煤も溜まりにくく良いそうです。

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こちらにペレットを投入します。

一時間あたりおおよそ1kgのペレットを使うとのこと。

ペレットストーブのデメリットを考えると、電源が必要なことと電子部材やモーターがあるため、いずれは部材のメンテナンスが必要なことでしょうか。

100v電源で消費電力も100wほどのため、蓄電池があれば災害時などにも動かすことができます。

簡単に火を楽しみ、暖を取ることができるのがペレットストーブの強みですね。

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こちらはフランスのINVICTAというペレットと薪とどちらも使うことができるストーブです。

普段、忙しいときはペレットで暖を取り、ゆっくり火をくべながら楽しみにたいときは薪を使うこともできます。

どちらも捨てきれない人にはもってこいのストーブです。

彫りの入った箱や取手のデザインもとてもきれいです。

ペレットストーブの採用は初めてなので、今から楽しみです。

 

-設計工房フウカ-

奈良県生駒市を拠点に主に住宅設計を中心に活動する一級建築設計事務所。

土地探し、新築・リフォームまで注文住宅をお考えの方はお気軽にご相談を下さい。

〒630-0212 奈良県生駒市辻町881−11 クレスト パーク 東 生駒 101

 

断熱工事 -奈良の家-

セルロースファイバー 奈良

奈良の家です。

セルロースファイバーの断熱工事が始まりました。

不織布に包まれると優しい印象になり、これはこれで良い質感だなと思います。

今回も壁は105mm、天井は300mmを吹き込んでいきます。

この家のUa値は0.30W/㎡・kの算定になっています。

セルロースファイバー

吹き込んでいる様子です。

コンプレッサーで圧力をかけながら、吹き込んでいきます。

セルロースファイバーは新聞紙を細かく裁断し、ホウ酸とホウ砂を入れて、防火性能と防蟻性能を付加させています。

お願いしている会社では100%新聞紙を利用し、植物性のインクを使った新聞紙のみで施工しています。

調湿性、蓄熱性、吸音性にも優れ、環境負荷の少ない素材の断熱材です。

新聞紙も大事な資源です。

現状、中国などに再生資源として輸出されている背景もあり、地消していくことは良いことだと考えています。

セルロースファイバー 奈良

吹き込み口から出たセルロースファイバー。

触ると均一の細かな粒子でフワフワとしています。

断熱工事が終わると、いよいよ壁や天井の板張りやボード工事が始まります。

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軒天のケイ酸カルシウム板も貼り終わっていました。

珪酸カルシウム板のみの軒天のため、のっぺりとした印象になりがち。

一部、二重張りにして9mmの透かし張りをして、立体感が出るようにしました。

 

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下地工事 -奈良の家-

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奈良の家です。

セルロースファイバーの断熱工事に向け、断熱に関わる部分の下地工事を進めています。

ダウンライト部分にはケイカル板で箱をつくってもらい、断熱材が被らないようにしています。

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水回りの天井は株式会社nojimokuさんの小幅風羽目板を張っています。

今回はブランジュという塗装の材料を選びました。

褐色の色が落ち着いた印象を持たせてくれます。

ダウンライトや換気扇の位置を羽目板の目地と合わせるように現場で打合せをし確認をしました。

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外部は軒天の塗装が終わり、破風にガルバリウム鋼板の曲げ加工の部材を板金さんに取り付けてもらいました。

今回は準防火地域であることやメンテナンス性を優先して、軒天以外はガルバリウム鋼板で包むことにしました。

今週は木製サッシの搬入や断熱工事など目白押しです。

 

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塗装工事 -西菜畑の家-

蜜蠟ワックス

西菜畑の家です。

連休が取れたため、家族で木部の塗装をしました。

蜜蠟ワックスを使いました。

刷毛も使わずに塗ることができ、こどもが扱うにも簡単です。

ゴム手袋の上に布の手袋を付け、ワックスを塗りこんでいきます。

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こちらはベッドの後ろのナラの突板部分です。

きれいな飴色になりました。

まだもう少し塗装が残っていますが、ようやく完成が見えてきました。

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設備工事 -奈良の家-

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奈良の家です。

壁や天井の下地を組み、電気や水道の設備工事が進んでいます。

タイルの目地、木の目地などラインを合わせる部分を打合せし、スイッチやコンセントの取付位置を決めて、BOXを付けています。

月末のセルロースファイバーの吹き込み工事に向けて着々を進んでいます。

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玄関を入ったところのトップライト部分。

大工さんに変更をお願いをして、トップライトから天井部分まで、光がより広く広がるように斜めに下地を組んでもらいました。

天井に障子を仕込んで、光を拡散させて柔らかく壁に光を落とします。

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軒天の塗装も終わりました。

黒のスリット上の金物部分は軒裏換気口でダンパー付きのもの。

破風の白い部分はこれから板金を巻いていきます。

 

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クロス工事 -西菜畑の家-

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西菜畑の家です。

クロス工事が始まりました。

パテ工事を終え、コバウという紙クロスを貼っていきます。

紙クロスを貼り終えると漆喰を塗ります。

壁が仕上がってくると家らしくなり、住んでいる想像が膨らんできました。

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左官の下地とはいえ、納まりや施工方法も確認して頂き仕事の丁寧さを感じます。

 

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屋根工事 -奈良の家-

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奈良の家です。

お盆が明けてから屋根工事が進んでいました。

トップライト周りの納まりを板金の職人さんと確認をしました。

トップライト周りは雨水を受けるため、どのように流すのか仕舞に工夫が必要です。

トップライトの水上側に屋根から流れてくる水を受ける鋼板を先に仕込み、その上に竪平葺きを重ねてきます。

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こちらが納まった状態です。

サイドと水下側にも雨押えの部材を入れ、最後にベルックス附属の水切り材を取り付けます。

ハゼ部分がトップライトと干渉しないよう、屋根の割付もうまくいきました。

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棟部分の納まりです。

棟包みを屋根一枚分内側にオフセットさせ、スッキリとさせています。

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棟換気もきれいに納まっています。

これから破風と軒天のケイカル板張りの工事を進めていきます。

 

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屋根・外壁下地 -奈良の家-

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奈良の家です。

上棟後も暑い日が続いていましたが、お盆が明けて少しだけ厚さが和らいだように思います。

外壁のパネルを張り、気密テープをジョイントに貼りました。

縦に桧の45角の桟を打ち、間に付加断熱ボード45mmを仕込んでいきます。

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吹き抜けの上にトップライトが付きました。

周りに建物が密集しているため、隣地側に対しての窓は最小限とし、トップライトを使いながら光を取り入れています。

トップライトはベルックスのもの。

ソーラーシステムでブラインドの開閉もできる仕様になっています。

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トップライトの納まりも確認。

ルーフィングは今回も高分子ルーフィングのセイレンのルーフラミテクトZを使っています。

柔軟性もあり引き裂きに強く、トップライト周りや下野の立ち上げ部分などの折り曲げが必要な部分もきれいに曲がってくれます。

夏の暑い時期でもアスファルトルーフィングのベタベタした溶け出しもなく、また職人さんからは軽いので作業性能が良いと好評です。

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付加断熱部分が完成した部分は防水シート張りも終わっていました。

透湿防水シートはウルトのハイムシールド。

こちらも引き裂きに強く、紫外線にも強い素材です。

ウルトという会社はドイツの会社ですが、先日我が家の車のエアコンが効かなくなり、修理をしてもらいました。

今年は40℃近い気温のため、エアコンの故障が増えているようですね。

エキスパンションジョイントという部分からエアコンガスが漏れているようで交換してもらったのですが、念のためガス漏れ止め材を配管内に入れてもらうことにしました。

ガス漏れ材がウルト社のもので0.3mm以内の孔であれば塞いでくれるようです。

A/C PRO クイックリークストップというものです。

車のエアコン故障が初めての経験でしたが、車に乗るとどんどん汗は出てくるわ、頭痛はするわで命がけでした。

家もエアコンを一台で運用する時は、故障するとこういうことになるのだなと痛感しました。

断熱性能や気密性能があがり、全館空調の採用も増えているようですが、一台は予備で入れてリスクヘッジをしておくことは大事なように思います。

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上棟 -奈良の家-

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奈良の家です。

無事に上棟しました。

 

暑い日が続いており、大工さんにとってかなり過酷な環境でした。

平屋に見えますが、奥に2階建てのボリュームがあります。

ウナギの寝床の土地形状で建物の奥行は20mほどになります。

廻りには高い建物で囲まれているため中庭を取り、光と広がりを取る設計にしています。

 

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タイル工事・浴室桧板張り -西菜畑の家-

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西菜畑の家です。

洗面スペースとトイレのタイル工事に入っています。

国代耐火工業所のスライスボーダーJヨーグルという商品を選びました。

薄い釉薬がかかっていますが、レンガの素地感のある表情と自然なムラ感が気に入っています。

ただ焼き物であるため、寸法の個体差があり、目地をそろえながら張っていくのがなかなか難しい。

根気よくタイル屋さんが貼ってくれました。

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浴室と脱衣室の桧板張りの工事も完了しました。

こちらも壁と天井の目地ラインを合わせるのが大変でした。

あとはコンクリートに撥水材を塗り、土間を打てばほぼほぼ完了になります。

間仕切りに扉はなく、カーテンで仕切って使います。

どんな使い勝手になるか楽しみです。

 

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