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タイル工事 -奈良の家-

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奈良の家です。

タイル工事が始まりました。

今回はLDKや玄関、水回りと家の1/3程度の床はタイル敷になります。

割付を確認して早速貼っていきます。

おいしそうに見えるみどりとピンクのボンドは2液性で混ぜると硬化の反応をします。

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450x900の大判タイルのため、どうしても一枚一枚に反りがあります。

なるだけそれを解消するために目地部分にプラスチックの部材を取付け、くさびを入れる方法を取っています。

これにより、タイルどうしの面がそろいます。

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玄関部分のタイル貼りも概ね完了。

トップライトの光が落ちていてきれいでした。

トップライトの下には障子を嵌めますので、より柔らかい光で満たされると思います。

 

-設計工房フウカ-

奈良県生駒市を拠点に主に住宅設計を中心に活動する一級建築設計事務所。

土地探し、新築・リフォームまで注文住宅をお考えの方はお気軽にご相談を下さい。

〒630-0212 奈良県生駒市辻町881−11 クレスト パーク 東 生駒 101

 

 

突板工場見学

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先日、大阪の突板の工場の見学をさせて頂きました。

突板とは0.2mmほどの薄くスライスした無垢材を合板に貼ったものになります。

無垢ではコストが高いため、また幅広い材が必要だったりする場合に使用することが多いです。

写真の素材はウォールナットの突板です。DSCF1971_R

ボンドを一面に塗られたベニヤ板の上にきれいにカットされた突板を貼っていきます。

ジョイントがぴったり合わすのが大変なように思いますが、手慣れたもので手際よく貼り付け押えながら一枚を仕上げていきます。

貼り終わると左手に見えるプレス機で数分圧力を加えて密着させます。

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出てきた材料です。

水を浸したハケでさっと塗っていきます。

これは接着不良がないかを調べる作業とのこと。

接着できていない部分はポコッと浮いてしまうとのことです。

そのチェックが終わると完成です。

 

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天井板張り工事② -奈良の家-

野地木材

奈良の家です。

天井板の工事が終わりました。

板のジョイントを一か所にまとめて、ジョイント部分には押え縁を打ちました。

細かなスリットが入っているのが特徴的な板材ですが、すべてをそろえながら張っていくのはなかなか至難の業。

押え縁を打つことでうまく調整代を持たせながら、より立体的でリズムのある天井になったと思います。

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トップライト周りの納まりもきれいに納まりました。

角はピン角ではなく、3mm面を取って柔らかい印象にしました。

 

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6年点検 -南魚屋の家-

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南魚屋の家です。

外構の改修の相談を受けて伺いました。

6年経ちました。外部は目立った劣化もなく、ガルバリウム鋼板の壁に関しては2階にチョイスして正解だったねと話しをしました。

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床の杉板や壁の砂漆喰もとても状態良く保って頂いて安心しました。

出窓の観葉植物も増えて、生活を楽しんで頂いていることを見られました。

資材の高騰により、この頃出番が減っている砂漆喰ですが、光の反射がとても美しく、また見直そうと思います。

大事に使われいる住まいを見させて頂けると嬉しくなり、また仕事を頑張ろうと思いました。

 

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現場調査 -南生駒の家-

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南生駒の家です。

内部の解体を終え、構造や断熱の補強方法を概ね決め、設備業者さんといっしょに現場の調査を行いました。

配管ルートや浄化槽の状態確認など。

光や窓から見える風景をゆっくりぐるぐる見てみると、新しいアイデアも浮かびました。

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築45年ほどの当時の分譲住宅。

材も少し頼りない部分もあり、シロアリに食べられている部分もあります。

補い、新しい要素も入れながら、良い住まいにしていきます。

来年明けから本格的に始動の予定です。

 

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天井板張り工事 -奈良の家-

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奈良の家です。

2階の大天井の板張り工事が始まりました。

株式会社nojimokuさんの小幅風羽目板を張っています。

今回、塗装品をお願いしました。

ブランジュという色を選定しました。

茶褐色の色で落ち着いた印象です。

桧は油分も多く塗装を均一に仕上げるのが難しいので、ペーパー仕上げで敢えて少し荒く仕上げ、塗装ののりを良くしているとのことです。

小幅風羽目板

こちらは1階の洗面所です。

引き戸のレール部分もうまく納まっていました。

 

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ペレットストーブ見学 -南生駒の家-

ペレットストーブ

南生駒の家です。

築40年ほどの住宅の改修の計画です。

年明けから本格的に工事に取り掛かる予定です。

箕面市のハースクラフトさんにペレットストーブを住まい手といっしょに見に行きました。

今回の目当ては豊実精工株式会社のPelleStarというストーブです。

PelleStarの特徴はクラシカルなストーブのデザインだと思います。

ペレットストーブの良いところは燃料の調達のしやすさ、火の付けやすさ、燃料の自動投入、煙突費用が低コストに済むところにあると思います。

薪ストーブは薪の調達や薪割、乾燥など手間がかかります。

ペレット燃料はネットや電話など簡単に手に入れることができます。

ホームセンターやコストコなどでも見かけることも多くなりました。

着火もスイッチで付けてくれますし、燃料も自動で投入してくれますので、基本的にストーブの扉を開けることはありません。

メンテナンスや清掃を行うときに開けるそうです。

写真のように灰は下の箱に溜まり、定期的に処理するだけで良いです。

煙突については薪ストーブと違い、短いシングル煙突で良いため、煙突にかかるコストが安価に済みます。

ペレットストーブ

こちらが燃料のペレット。

兵庫県の製材関連の企業がつくっているとのことで、スギやヒノキでできているため、

煤も溜まりにくく良いそうです。

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こちらにペレットを投入します。

一時間あたりおおよそ1kgのペレットを使うとのこと。

ペレットストーブのデメリットを考えると、電源が必要なことと電子部材やモーターがあるため、いずれは部材のメンテナンスが必要なことでしょうか。

100v電源で消費電力も100wほどのため、蓄電池があれば災害時などにも動かすことができます。

簡単に火を楽しみ、暖を取ることができるのがペレットストーブの強みですね。

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こちらはフランスのINVICTAというペレットと薪とどちらも使うことができるストーブです。

普段、忙しいときはペレットで暖を取り、ゆっくり火をくべながら楽しみにたいときは薪を使うこともできます。

どちらも捨てきれない人にはもってこいのストーブです。

彫りの入った箱や取手のデザインもとてもきれいです。

ペレットストーブの採用は初めてなので、今から楽しみです。

 

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断熱工事 -奈良の家-

セルロースファイバー 奈良

奈良の家です。

セルロースファイバーの断熱工事が始まりました。

不織布に包まれると優しい印象になり、これはこれで良い質感だなと思います。

今回も壁は105mm、天井は300mmを吹き込んでいきます。

この家のUa値は0.30W/㎡・kの算定になっています。

セルロースファイバー

吹き込んでいる様子です。

コンプレッサーで圧力をかけながら、吹き込んでいきます。

セルロースファイバーは新聞紙を細かく裁断し、ホウ酸とホウ砂を入れて、防火性能と防蟻性能を付加させています。

お願いしている会社では100%新聞紙を利用し、植物性のインクを使った新聞紙のみで施工しています。

調湿性、蓄熱性、吸音性にも優れ、環境負荷の少ない素材の断熱材です。

新聞紙も大事な資源です。

現状、中国などに再生資源として輸出されている背景もあり、地消していくことは良いことだと考えています。

セルロースファイバー 奈良

吹き込み口から出たセルロースファイバー。

触ると均一の細かな粒子でフワフワとしています。

断熱工事が終わると、いよいよ壁や天井の板張りやボード工事が始まります。

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軒天のケイ酸カルシウム板も貼り終わっていました。

珪酸カルシウム板のみの軒天のため、のっぺりとした印象になりがち。

一部、二重張りにして9mmの透かし張りをして、立体感が出るようにしました。

 

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下地工事 -奈良の家-

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奈良の家です。

セルロースファイバーの断熱工事に向け、断熱に関わる部分の下地工事を進めています。

ダウンライト部分にはケイカル板で箱をつくってもらい、断熱材が被らないようにしています。

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水回りの天井は株式会社nojimokuさんの小幅風羽目板を張っています。

今回はブランジュという塗装の材料を選びました。

褐色の色が落ち着いた印象を持たせてくれます。

ダウンライトや換気扇の位置を羽目板の目地と合わせるように現場で打合せをし確認をしました。

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外部は軒天の塗装が終わり、破風にガルバリウム鋼板の曲げ加工の部材を板金さんに取り付けてもらいました。

今回は準防火地域であることやメンテナンス性を優先して、軒天以外はガルバリウム鋼板で包むことにしました。

今週は木製サッシの搬入や断熱工事など目白押しです。

 

-設計工房フウカ-

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塗装工事 -西菜畑の家-

蜜蠟ワックス

西菜畑の家です。

連休が取れたため、家族で木部の塗装をしました。

蜜蠟ワックスを使いました。

刷毛も使わずに塗ることができ、こどもが扱うにも簡単です。

ゴム手袋の上に布の手袋を付け、ワックスを塗りこんでいきます。

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こちらはベッドの後ろのナラの突板部分です。

きれいな飴色になりました。

まだもう少し塗装が残っていますが、ようやく完成が見えてきました。

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