コペンハーゲン⑤

10/18　　今日は建築を少し離れ、ハンマースホイの絵画巡り

コペンハーゲン国立美術館へ。
マティス展を目当てにチケット売り場に列が出来ている。
後に回して２階のハンマースホイの展示へ。

国立美術館の裏側にあるヒヤシュプロングコレクションへ。
ここでも堪能し、

極めつけは、ローゼンボー公園の東側にあるデーヴィスコレクションへ。

見ごたえ十分な一日でした。
・グレートーンの、ただ柔らかさを感じる色調。
・女性の描き方がとても魅力的。
・光の粒子を感じるような、インテリアの絵が多い。
・人物は目を合わせることはなく、どことなく線もぼやけ抽象的な印象も受ける。
・家具などの情報量が適度で、純度の高さを感じる。
・室内とその光をメインに扱っていること。
僕がハンマースホイに魅かれる理由はこんなことにありそうです。

Bakkehus Museum
Jerichaus　1748 København, Danmark
エストー　Enghave下車、徒歩10分。
月休。
11-16open

以前、「住む」の雑誌でハンマースホイの描いた室内を感じさせるということで17世紀の住宅が紹介されていた。
行ってみると、今日は習い事の教室があるということでフリーで見て行っていいとのこと。
少し得した気分。
ハンマースホイの絵と同じように窓辺の光がとても柔らかくて心地いい。
部屋と部屋のつながりも奥に奥にと扉があって、部屋を巡るのが楽しくなってくる。
昔の調度品も当時の設えを感じることができ、ゆったりとした時間を過ごすにはいいプライベートミュージアムです。